書きたいことがたくさんあるのに、なかなか書けないでいます…。
今週はとにかく体がしんどくて仕方なかったですねぇ。上司からいろいろと宿題をいただきまして、その一つ一つは、ぶっちゃけて言えば別にそう大変な課題でもないのですが、市のヒアリングとか、外部の人達との会議が3日もあったりとか、そういういう理由で勤務時間内に自分の体が空かないので、いただいた宿題をこなす時間がなかったのね。
もちろん、勤務時間内に時間がないなら時間外に調べればよいのですが、自分一人で調べることはできるんですよ。でも、自分で出した結論を、本課や人事課等に確認して後ろ盾をもらうのは勤務時間内にすべきでしょ。
振興局の仕事というのは、振興局に裁量がある部分はほとんどないので、「この制度がどうなっているのか」と聞かれれば、最終的には県庁に確認しなければなりません(そりゃ、ま、最初から県庁に丸投げしてもいいんだけどさ。それに確認しなくてもいいのかもしれないけど、「それ本当か」と疑う上司への回答としては、やっぱ本丸を押さえておかないとあかんでしょ)。
残念なことに、上司には私がそんなに時間がないということはご理解いただけていないみたいで、「まだか」「まだか」という感じにせっつかれて、昨日の夕方にレクしました。ひとまず決着しましたが、一旦信用を失うと、仕事がどんどんやりにくくなるので、レクに向けての準備は本当に大変でしたし、レクは本当に緊張しました。聞かれそうなことを全部一通り調べて、その上で、レク用の資料を用意します。調べたことを全部披露する必要はないので、情報はセレクトします。で、書いていないことについて聞かれれば、口頭で回答。――なんか、財政課の予算協議とか、行革課で新しいルールを作るのに部長レクしたときのような感じです。
おまけに、自分で言うのも何ですが、私はこれまで、自分の能力以上に上司の方から評価をいただくことが多くて、おかげで仕事は比較的やりやすかったのですが、ここでは私のやることがとりあえず疑いの眼で見られるところからスタートするので、その分ちょっとしんどいですね(これまでは“肯定”から始まっていた仕事も“否定”から入る)。まぁ、仕方ないですけどね。
それにねぇ、達成感がないね。自分が試されてるなぁ、という実感はあるけど、私がしんどい思いしてレクしたからと言って、物事が何か進んだかというと、何も変わらないのね。
ちなみに、私のポジションからいくと、県庁(本課)への確認は、担当かチーフクラスに電話するのがせいぜいですけど、今回の場合は、管理監が相談に乗ってくださったので話が早く済んで大変助かりました。もうね、本当に図々しいなぁと自分でも思うのですが、遠慮してたら話が進まないので、先方の迷惑も顧みずガンガン電話しました。そんな話を課長にしたら、「小川さんの人徳ですね」と言われたのですが、……いや、単に図々しいだけですよね? そう言や、
以前にもこんなこと書いたなぁ、と思ったりもして
。……お、3年も前のことだよ…。私ゃ、全く変わっとらんのね…。
テーマ:本日のグチこぼし - ジャンル:就職・お仕事
本日は、セラミックパークMINOに行ってきました。ちょっと疲れていたので出かけるのは億劫だったのですが、昨日今日と[クラフトフェア2009]が開催されているので見ておこうと思ったんですよ。
と、言いつつ、今日は[クラフトフェア2009]じゃなくて、[第2回ぎふカニ]について書きます(笑)。
午前中は所用があったので、午後にセラパに行ってみましたら駐車場が満杯だったことにまずびっくりしました。「クラフトフェアって、こんなにすごいイベントか?」と思ったんですよ、失礼ながら。
でも、建物に入ってみて、セラパがいつもの雰囲気と違うことに気づきました。屋外広場入口で観光パンフを配っている机があって、屋台やらが出ていましたし、はっぴを着ている人もいたので、「ああ、地元のイベントもやってんだな」と思いました。[ぎふカニ実行委員会]とありましたし、可児市や御嵩町の観光パンフを配っていたので、「可児のイベントかしら」と思ったのですが、違ってました。どうやら、[よさこい祭り]のミニ版みたいなイベントでした。
[よさこい祭り]って皆さんはご存じですかね? 有名な高知県のお祭りですけど
(私は見たことないですけど)。鳴子を持って踊るんですけど。
高知県の[よさこい祭り]に感銘を受けた学生が北海道で[YOSAKOIソーラン祭り]を始めて、でもって、それに感銘を受けた名古屋の学生が[
にっぽんど真ん中祭り]を始めたわけですが、その[にっぽんど真ん中祭り]の
岐阜県ブロックが開催しているダンス(?)イベントのようです。[ぎふカニ]っていうのは、どうやら、[ぎふカーニバル]の略称のつもりみたいです。
クラフトフェアを主目的にセラパに行ったので、[ぎふカニ]を見ていた時間は短いのですが、見ていて、昔見た[
バサラ祭り(奈良のイベント)]を思い出しました。私、この[バサラ祭り]の第一回目を見たことがあるんですよねぇ。
[バサラ祭り]では、参加チームに意外と子供が多かったことに驚いたんですよ。このイベントを見る前には、ダンサーは大学生や若い社会人かと思っていましたが、このとき優勝したのは中学女子のチームでした。実際、彼女達のダンスはとてもよかったんですよ。
プロならばともかく、社会人だと片手間になってしまいがちの練習も、「中高生だと部活動感覚で毎日できるんだもんなぁ、練習量も真剣さも大人では太刀打ちできないかも」と思ったことを思い出しました。
今日は参加チームの一部しか見ていませんが、子供(小学生)から大人までが混在しているチームもあったんですよ。決してうまいとは言えませんが、一生懸命に踊っている姿は、見ていてなかなか気持ちが良いものです。
当然ながら、ダンスの振り付けはオリジナルですが、どうやらどのチームも楽曲もオリジナルのようなので(地元の民謡をアレンジしたような感じ)、帰宅して早速[にっぽんど真ん中祭り]のHPを調べてみましたら、地元民謡を取り入れることが参加要件となっていました。なるほどねぇ。どうりで半布里とか富有樂猩とか、地域性あふれるチーム名が付いていると思いました。
参加チームのうちの一部を見ただけですが、ぱっと見たところ、地域チーム(子供+大人で構成されたチーム)と大学生チームが大半を占めているようです。大学生チームには男の子もいますが、地域チームの大人はほとんど女性ばかりです。何となく、地域コミュニティというものの構成がここに如実に現れているような気がしました。
それはともかく。
いろいろと思ったことはあるのですが、長くなるので肝心なことだけを書いておきます。
以前、『だから歩いていくんだよ。』に書いたことがあるので長い読者の方はご存じかもしれませんが
(当時は紙ベースだったし、もうその当時から読んでくださってる読者はいないかなぁ)、ああいうイベントを見ていると、行政というか県の役割って何なんだろうなぁと思っちゃうわけです。
私はねぇ、こういうイベントに関しては行政というのは谷町(タニマチ)でいいと思ってるんですよ。昔、[ウエルカム21ぎふ]を担当していたときにも思いましたけど、ああいうイベントに行政は口を出すべきではないんですよねぇ。「もっと観光客が呼べるイベントにしろ」とか「もっと地元文化をPRできる内容にしろ」とか、とかく行政というのはいろいろ口を出したくなるものですが、私は「カネを出しても口は出さない」ということを貫くべきかなと思っています。
「カネを出すからには口を出したい(住民や議会の監視があるので少しでも投資効果を上げたい)」と思うのが行政の常ですが、だったらカネは出さない方がマシ。
これは文化行政についてもそうなんですけど、住民は行政に教育されたいなんて思っていませんし、行政から品行方正な、まるで優等生のようなお祭りや美術展を下賜されたいと思っているわけでもないのです。少々効率が悪くても、少々形がいびつでも、少々品が悪くても、自分達が楽しめるお祭りや文化がほしいのです。
以前、県が[ウエルカム21ぎふ]を開催したときの理念はまさにそこにありましたけど、行政自ら率先してお祭りをしようと思ったところにちょっとムリがあったかなぁというのが私の感想。
所詮、県というのは“組織”であり、“仕事”ですから、自分の時間を使って参加している住民とはどうしても温度差ができます。お祭りというのは自分達が楽しむためのものですから、その熱意や楽しみが伝播して多くの人を巻き込んでいくものです。その動きの中心となる人には、それだけの情熱があふれ出ているものです。周囲の人はそれに感化されるわけです。でも、中心となるはずの人がビジネスライクにやってて、それで周囲を巻き込んでいこうというのは、どだい無理な話。この場合には、周囲を巻き込むには、周囲の人にそれだけのメリットがないとなかなか難しくなっちゃうんですよねぇ。要するに、ビジネスにはビジネス上のメリットを、ってことですよ。
踊らそうと思ってもなかなか人は踊りません。踊りたいと思う人しか踊らないわけ。じゃ、どうしたら踊りたいと思うのか。踊っている人が楽しそうだったら「私も踊ってみようかな」と思うし、「踊ればカネをやるよ」と言われれば「カネのために踊ろうかな」と思う。要するにそういうことですよ。
以前からちょこちょこ書いていますけど、祭りというのはやっぱね、観光客を呼び込むためのものじゃなくて、自分達の楽しみのためにやるものなんですよ。だからね、経済効果があるとかないとか、そんなことを言ってちゃダメ。行政はね、ただ微笑んで見てればいいんですよ、と思います。
振興、振興って、行政は振興って言葉が好きですけど、自らは所詮踊り手にはなれないってことを自覚して、どうしたら住民が踊りやすくなるのかを考えるのが役目じゃないかなぁ。
そういう意味では、今日、見てきた[ぎふカニ]は、行政は主役になろうとせず、一歩引いていて好感が持てました。県は、後援と補助金(
ひだ・みのじまん振興基金)を出しているだけみたいです。

せっかくなんで、写真を一枚。総踊りの様子。

おまけ。休憩中のウナガッパ(笑)。
テーマ:岐阜県 - ジャンル:地域情報
本日は、金山駅で岐阜県の道の駅フェアがあったので参加(出展)してきました。
全体として盛況でしたので、イベントとしては成功したと思います。参加された道の駅の人達は皆満足そうでした。
ただねぇ、このイベントに、岐阜県(しかも東濃振興局)が参加する意義はどこにあるのかなぁと思ったりもして。
確かに、準備していった観光パンフレットは飛ぶようになくなりました。でも、「たくさんの人がパンフレットを持っていってくれた=PRできた」とは限らないわけで。それに、「PRとはなんぞや」ってことですよ。
一応、今回のイベントがきっかけで「
東濃アートツーリズム」のスタンプラリーに応募してくれた人が把握できるように、パンフレットに細工をしてみましたので、その結果を待ってみることにします。
一緒に行った係員に、ついイベントの帰りに言ってしまいましたが(盛況に機嫌がよくなっている人に対して、水を差すようなことは言いたくないなぁと思いつつ)、イベントというのは直接、客の反応がわかるいい機会だけど、いくらパンフレットを持ち帰ってもらえたからって、いくら客の反応が良かったからって、それだけで終わるなら参加しない方がいいのよ(費用対効果を考えるとね)。私達は何のために来たのか、何を目指しているのかを間違えてはあかんのよ。
東濃振興局がアートツーリズムをやってるのは、観光振興のためであって、要するにそれはつまり、この事業をきっかけに東濃に観光客を呼び込もうというのが目的なわけですから。県の財政が厳しいときには、特に効率的に動かなきゃならないので、金山駅に出展するよりももっと効率的なPR方法があるのなら、今後は金山にイベント出展するのはやめるべきだし。
過去数年間のやり方は、県の活動の効果がどれほどあるのか、正直なところ計りようがない(広報というのは大概そうなのですが)状況にあったので、今回はパンフレットに細工をしてみました。
その結果、自分達にとっては厳しい結果を見せつけられる恐れはあります。でもねぇ、遊びではなく、真剣に効果的に事業をしようと思うなら、やっぱりその現実は直視しなければなりません。本当に効果があるならそれでヨシ。ないことがわかったならば、速やかに撤退するかやり方を変えるか、いずれにせよ別の手法を検討せねばなりません。
正直なところ、私個人としては、この事業については思うところがイロイロあるわけですが、やるからにはきっちり前向きに取り組むべきだと思うので(同じカネを使うならどうせなら効果的に使いたいじゃない?)、時々担当に嫌な顔をされたりはしますけど、去年とは違う提案をいくつかさせてもらっています。私の意見が全部通るわけではありませんが、地道に改革ならぬ改善に取り組んでいます。高圧的&強制的にやらせても実らないと思うから、私の提案を聞いて担当者が「それ、やりたい」とか「やってみたら効果があるかも」などと納得したことだけを、彼の意志でやってもらっています。実を言うと、今のHPもかなり気に入りませんでしたが、今、担当者が一生懸命作り直しているので近々リニューアルできると思います。
テーマ:働くということ - ジャンル:就職・お仕事
総合庁舎の敷地内にオオキンケイギクが咲いていました。私は歩いて通っているので、たまたま目に付いたのですが、職員にも来庁者にもあまり目に付かないところに咲いていました。
オオキンケイギクというのは特定外来生物に指定されているので、公共の庁舎敷地内で咲かせたままにしておいてもいいのかなぁ(栽培しているわけではないけど)と思いつつ、でも個人的にこの花は結構好きなので、毎朝、咲いているのを見るのを楽しみにしてもいました。
コスモスによく似たオレンジ色のあでやかな花です。
特定外来生物に指定される以前は、旧川島町(現各務原市)のかさだ広場一面に咲き誇り、毎年GWにオオキンケイギクまつりが開催されていました。私もGWを過ぎると「盛りを過ぎる前に行かなきゃ」と思って、ちょくちょくかさだ広場まで見に行っていました。見渡す限り一面がオレンジ色に見えるほどに咲いていて本当にきれいだったんですよ。……なのにねぇ、特定外来生物なんですって。
5月中旬に、係員と県庁へ出張した際に、各務原市内の木曽川沿いの堤防を通ったときにも、堤防に沿って延々と咲いていました。
どうやら日のよく当たる場所が好きなようで、木陰とかにはほとんど咲いていないんですが、日のよく当たる場所では、種を蒔いたのかと思うくらいに咲いています。かさだ広場のような荒地で繁殖したのも納得ですね。だって、一面に川原の石があるだけの場所ですからね。一般的には、植物はなかなか育ちにくい環境のはずです。オオキンケイギクだけが、喜んで咲いているわけですね。
それはともかく。
あんまり素晴らしく咲いているので、「実は特定外来生物に指定されているよそ者なんだよ」ということを、つい話のネタとして係員に教えたところ、数日後、「あの花、よく見ると、本当にあちこちに咲いていますね」「多治見市の広報紙にも『栽培しないでください』って書いてあった」という話で盛り上がりました。
そしてさらに数日後。
庁舎管理担当のチーフが、とある植物を駆除するという話をしていたので、何の気なしに「そう言えばオオキンケイギクが咲いていますよ」とお教えしました。
最初は「何、それ」という反応だったのですが、その翌日、回覧されていた多治見市の広報紙をご覧になって、「昨日、言ってた花って、これ?」と、またその話で盛り上がった後、庁舎担当者に何やら指示が下りました。
庁舎担当者は、何やらいろいろ調べたり、振興局内の環境課のチーフに相談したりしていましたが、さらに二日後(月曜日)、登庁したら、オオキンケイギクはいなくなっていました。
「早ッ、もう駆除されちゃった」と、つい思ってしまいました。(自分でちくっておいて何ですけど)
で、その日、「あの花、今まで気がつかなかったですけど、車で走ってると本当にあちこちに咲いてますね」と、当の担当者とチーフが交わしている会話が耳に入ってきました。――どこかで聞いた会話だなぁ(笑)。
真面目な話、本当に堤防とか、道路の法面とか、中央分離帯とか、そんなところに当たり前の顔で咲いています。
個人的には「きれいな花なんだから咲いててもいいじゃん」と思うのですが、“きれいだからヨシ”という考え方はあかんのですかね。生態系を崩しちゃうから。
例えば、コスモスなんかも日本の在来種じゃないわけですけど、コスモスの咲く風景は、いかにも日本的な景色という感じに捉えられています(田んぼを背景にコスモスが揺れる風景とか)。それと何が違うのさ、と思ったりもするのですが、オオキンケイギクの場合は異様に繁殖力が強くて、植生を壊してしまうというところに問題があるんですわね。生命力の強さが、逆に人間(日本)から嫌われるなんて、何となく不憫ですねぇ。

左:満開のオオキンケイギク
右:道路脇に咲く姿。そろそろ花の盛りは終わりなので種になっちゃってるのも多い。
テーマ:自然の中で - ジャンル:ライフ
実を言うと、舞台が岐阜県になっているドラマはできるだけ見るようにしています(撮影だけが岐阜県というドラマはあまり見ない)。
というわけで、6月12日に放送されていた『美濃路殺人事件』も見ました。録画しておきましたが、なかなか見られなかったので、今日見ました。
美濃和紙の取材のため美濃市に来ていたルポライター・浅見光彦が、現地で事件に巻き込まれる(首を突っ込む?)というお話です。主な舞台は、美濃市、岐阜市、犬山市といったところです。
実を言うと、このドラマは、まだ昭和の時代にも同じ話が制作されていて、私は水谷豊主演の『美濃路殺人事件』を再放送で見たことがあります。
というわけで、見ていてちょこっと気になったところを書き出しておきます。
昔の作品は録画してあるわけではないので、あくまでも私の記憶との比較です。違ってても怒らないでね。
時代を現代に置き換えたリメイクなのだと思っていましたが、どうやら舞台は戦後35年頃のようです。ということは、昭和55年ってことですが、刑事さんが携帯電話を使うシーンがあるんですよ…。ま、いいんですけど。
●映像に映る岐阜 映像からすると、どうやら主人公は、東海北陸自動車道を美濃ICで下りて、道の駅[美濃にわか茶屋]で編集部に電話をしています。で、その後、蕨生の[和紙の里会館]で道を尋ねています。なるほど。
でも、当時、東海北陸自動車道はまだ開通していなかったし、この道の駅もなかったんですけどねぇ。
前にも書いたとおり、この道の駅は2007年にオープンしたばかりです。それに、[和紙の里会館]もオープンは平成6年なんですけどね。……ま、いいんですけど。
そういうわけで、当然ながら、昭和版にはこういう場所は出てきません。
その他、昭和版との違いを感じた主なポイントは、こんなところです。
○主人公が取材初日に泊まった場所 〈平成版〉 「美濃に泊まる」という言い方で、どうやら美濃市内の旅館
〈昭和版〉 確か、岐阜グランドホテルだったと思う
○死体が見つかった場所(5時以降は立ち入り禁止の場所) 〈平成版〉 入鹿池
〈昭和版〉 確か、リトルワールドの園内(でも名称は出てこなかったと思う)
○主人公とヒロインが事件の話をしながら歩く場所 〈平成版〉 明治村〈施設の説明付き。撮影協力の関係だろうなぁ)
〈昭和版〉 そんなシーンはなかったと思う。二人で割とよく歩いていたのは美濃市蕨生のまちなか。
○ヒロインが宿泊するホテル 〈平成版〉 岐阜キャッスルホテル
〈昭和版〉 岐阜グランドホテル
○ヒロインが怪しい男を追跡・見失う場所 〈平成版〉 関市の刃物会館前
〈昭和版〉 どこかは覚えてないけど、関市ではなかったと思う
○犯人がアリバイづくりに利用した場所 〈平成版〉 和紙の展覧会
〈昭和版〉 多分、岐阜市歴史博物館
●エンドロール 以前にも書いたことがありますが、ドラマを見るときにはエンドロールに出てくる「撮影協力」という欄を見るのが結構楽しみだったりします。
このドラマの「撮影協力」はこんな感じでした(抜粋)。
岐阜フィルムコミッション 日本ラインフィルムコミッション 美濃市 犬山ロケサービスチーム 郡上市 坂祝町 アクティブG 犬山国際観光センター 美濃にわか茶屋 三咲茶屋(※入鹿池にある茶屋) オルガンデザイン室 明治村 岐阜キャッスルイン なかなか納得の名前が並んでいるのですが、気になるのは、「坂祝町」と「アクティブG」です。――一体、どのシーンで出てきたのかしら? 「アクティブGは、多分、あの駅下ショッピングモールっぽいシーンだな」などと思うわけですけど、坂祝町だけはわかんない。(ちなみに郡上市はドラマ内でちゃんと郡上八幡として紹介されてる)
というわけで、もう一回見返してみました。
「ああっ! これかぁ…」――犬山東警察署が坂祝町役場だったんですよ。
アクティブGは、思ったとおり、ヒロインが犯人に尾行されるシーンがそうでした。足下ばっかり映ってたから、一度見ただけではわかんなかったのね。
というところで、岐阜県の風景の出所がはっきりして、気分はすっきりしました……はずですが、「撮影協力」と書かれていない関市はどうして出てきたんでしょうか。刃物会館前でタクシーを停めて、ヒロイン「ここはどこですか?」、タクシー運転手「関の孫六で有名な刃物のまちです。右に行けば美濃加茂市、左に行けば郡上八幡」という説明付きの破格の待遇です。フェザーの工場もちゃんと画面に映ってます。
もう一個、気になったのが、岐阜・愛知のロケ協力地の間に挟まれるように書かれていた「オルガンデザイン室」の文字。
何だろう、と思って検索してみました。どうやら岐阜市内でまちおこしに関わっている人の会社?のようです。その人のブログを発見したのでチラチラ見ていたところ、発見。――「ああ、ここ、私行ったことがある」という伊奈波神社近くの古い町屋の写真。
ここで謎は解けましたよ。
犯人の家(不動産会社)が、この古い町屋なんですよ。街並みを映した映像に「麩兵」の文字が映っていて気になってはいたんです。麩兵は岐阜市米屋町にある会社ですからね。
ああ、そう言えばこの犯人は岐阜市の住人って設定なのでした。岐阜市と言っても、設定上彼の住処は粟野ですから、米屋町のあたりとはかなり風景は違いますけど。
それから最後に。
妙に紙漉きがうまい人がご出演されていたんですが、国の重要無形文化財の澤村正さん、ご本人でした。ちゃんとエンドロールに「特別出演」と記されてました。正直なところ、演技はお上手とは言い難い感じでしたが
(「手元に広げた和紙に台詞が書いてあるんだなぁ。それをお読みになってるんだなぁ」というのがよくわかりました)、「国重要無形文化財・澤村正」というテロップのところにご本人がご出演されてるってだけでスゴイですよねぇ。
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